【台北初心者必見】悠遊カードor1回乗車用トークン⁈台北地下鉄(MRT)の乗り方

今回は、『台北初心者必見!台北地下鉄(MRT)の乗り方』についてまとめていきます。
[voice icon=”https://nanani-tabi.com/wp-content/uploads/2018/07/woman_think.png” name=”” type=”l icon_red”]日本の電車との違いはあるのかな?何か気をつけることあるかな?[/voice]この辺も含めてまとめていきます。
私が台北に行った時に絶対使う移動手段が『MRT』と呼ばれる台北の地下鉄。
タクシーも日本に比べると安いですが、それよりも安くて早くて便利なのがやっぱりMRTなんです。
台北の地下鉄がどんな風になっているのか、乗車するために必要な【悠遊カード】や【トークン】といった台湾ならではのこと、観光客向けの【1日観光PASS】についてまとめました。
台湾旅行に行かれる際にはぜひ参考にしてみてくださいね。
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台北MRT情報
■路線図
気になる台北MRTの路線図はこんな感じになっています。
引用:台北捷運公司
文湖線、淡水信義線、松山新店線、中和新蘆線、板南線の5路線あります。
しっかり色分けもされているし、東京のようにいろんな鉄道会社が乗り入れているわけでもありません。
シンプルでわかりやすいです。
MRTを使えば台北の観光地にも簡単に行けます。
目的地が駅から少し遠い場合は、MRTとタクシーを組み合わせると安く早く行けると思いますよ。
続々と新しい路線も増えており、空港線なんかもそのひとつです。
[kanren postid=”103″]
■飲食禁止・禁煙
禁煙は日本と同じですね。
気をつけるべきは飲食禁止!
マナー的に、、、ではなく、違反したら罰金が課せられるマジなやつです。
電車内はもちろん、ホームでの飲食も禁止です。
日本では当たり前のようにホームに自販機やkioskがあったりますが、飲食禁止なので自販機などありません。
NT$7500となると、日本円で25,000円〜30,000円くらい。そのときのレートにもよりますが。地味に痛いです。
喫煙した場合はさらに高い罰金です。
知らなくてうっかり・・・というわけにはいきませんので、注意してください。
■悠遊カード・トークン
日本で電車に乗るときは、「Suica」や「PASMO」、「ICOCA」等々のICカードを使うか、都度切符を買うか、ですよね。
台湾では、『悠遊カード(Easy Card)』と呼ばれるICカードを使うか、『トークン』と呼ばれる乗車券を購入して乗車します。
■大きくわかりやすい案内板
乗り換え案内等の、案内板はその路線の最終駅になっています。
路線の色・終点の駅名とシンプルでわかりやすいです。
路線図をスクショしておくと安心です!
■優先席
台湾の地下鉄にも日本と同様「優先席」の設置があります。
台湾では『博愛座』と書かれています。
日本と違うのが、座っている人がほとんどいないということ。
電車が混んでる時だと周りにお年寄りや妊婦さんがいなければ、優先席に該当しない人でも優先席に座る人を日本ではよく見かけますが、台湾では本当に座るべき人のために空けてあります。
来たら譲る、という考えではなく、その人のために空けておくっていうのが台湾スタイル。
何度もMRTに乗っていますが、若者や健常者が優先席に座っている光景は見たことがありません。
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悠遊カードの購入方法
悠遊カードは 日本のSuicaやPASMOの様なICカードで、台北地下鉄やバス、コンビニでの支払いにも使える便利なカードです。
悠遊カードには「MRT運賃2割引き」と「乗り換え料金NT$8引き(バスへの乗り換え)」の特典があるので、台湾リピートするなら断然悠遊カードの利用をお勧めします。
以前は「返却でデポジットが戻るタイプ」の悠遊カードがありましたが2016年に廃止され、現在はデポジットの無い「買取りタイプ」のみ購入可能です。
購入場所は、
- MRT各駅カウンター
- ファミマ・セブン等のコンビニ(取扱の無い店舗もあります)
- MRT桃園空港の自動券売機
等々の場所で購入できます。
■MRT各駅カウンター
改札横に、八角形くらいの形のカウンターを各駅で見かけます。ここの駅員さんに悠遊カードの購入意思を伝えましょう。
言葉がわからなければ、↓こんな感じにメモした紙やスマホを見せれば問題なく購入できます。
售價 100元
加値 100元
- 悠遊卡・・・悠遊カード
- 售價・・・購入金額のことで、カードを買うのに100元かかります
- 加値・・・チャージする金額
カードを購入しただけでは使えないので、購入時にチャージもしてしまいましょう。
チャージ金額(加値)は100元でなくても良いです。何泊の旅行なのか、コンビニでも使う予定があるのか、各々のプランに合わせて必要な分をチャージしておいてください。
とはいえ不足したら追加でチャージももちろん可能ですよ。
■コンビニ
セブンイレブンやファミリーマートなどの、日本でもおなじみのコンビニでも悠遊カードは購入できます。
たまたまコンビニ物色していたら、フチ子さんやキキララのデザインのカードも見つけました。
■MRT桃園空港駅の自動券売機
MRT桃園空港駅の改札前にある自動券売機です。(上の写真は第1ターミナル)
青い券売機が悠遊カードの販売&チャージ用です(紫の券売機はトークン用)。
操作方法は日本語の言語選択ができるので、そう難しくはありません。
最初の画面に「カードを購入する」か「チャージする」と出てくるので、【購入】を押して進んでいきましょう。
[aside type=”warning”] 注意!桃園空港の券売機で悠遊カードを購入する場合
「悠遊カード代100元+チャージ代400元の500元」しか購入方法がありません。
その上、お釣りが出ないので、1000元紙幣は使えません。
[/aside] 手元に500元ちょうど持っていない場合、そのためだけにお金を崩したりするのも面倒ですよね。であれば台北市内に着いてから悠遊カードを購入しても遅くはありません。
空港線は悠遊カードで乗っても割引対象外なので、空港から台北駅までは悠遊カードで乗ろうが、トークンで乗ろうが運賃160元に変わりはありません。
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悠遊カードのチャージ方法
残高が減ってきた!
そろそろ残高なくなってきたかも?!
そんなときは各駅に設置されている券売機でチャージ、または残高照会をしてみましょう。
駅によっていくつか券売機の種類はありますが、見た目が若干違うだけで操作は同じなので焦らずに。
改札付近にある券売機でチャージします。改札付近にある券売機でチャージします。
日本語を選択したら、「ICカードチャージ」をタッチ
モニター画面横に悠遊カードを置きます
カードの残額が表示されます(チャージせんでも大丈夫だなと思えばここでキャンセルすればOKです)
「お釣り返却不可能」と出ています
チャージしたい分だけのお金を投入するようにしましょう。
チャージしたい分だけ、お金を投入
投入金額がOKだったら「次へ」をタッチ(その間もカードは置いたままで!)
チャージ中の案内が表示(数秒待ってね)
チャージ成功 と出たら終わりです
悠遊カード取り忘れないようにね!
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トークンの購入方法
乗車の度に購入が必要なトークン。
駅改札付近にある券売機で購入します。
「片道きっぷ購入」をタッチ
該当する「切符代」と「枚数」をタッチ
1枚なら枚数のところは何もせずでOK
切符代がわからない・・・
という時はちょっと上を見上げてみてください。運賃が書かれた路線図があります。
数駅くらいなら大概20元でいけます。
購入金額分のお金を投入します
発券中〜数秒お待ちください
トークンが出てきました
こちらがトークン。
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MRTの乗り方
悠遊カードかトークン、どちらかの用意が出来たら、あとは電車に乗って目的地へ向かうだけです。
改札にピッとかざして入場します。
こちらにかざします
↑写真ではトークンを持っていますが、悠遊カードもかざすところは同じです。
改札を出るときも簡単。
電車は10分に1本くらいは少なくとも走っているので、「ああ、行っちゃった」ってな時も少し待てばまた次の電車が来ます。
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観光PASS
デザインが可愛い観光PASSです。
観光PASSは1日券、2日券、3日券、5日券があります。
購入できる場所は、各駅のMRTカウンターです。
●1日票・・・NT$180
●2日票・・・NT$310
●3日票・・・NT$440
●5日票・・・NT$700
バスも使えますが、コンビニでは使えません。チャージ機能もありません。
お得かどうかは自分が行きたいところをピックアップして検討してみてください。
ちなみに私が使ってみた結果。
- 台北駅→忠孝復興駅・・・20元
- 忠孝復興駅→南京三民駅・・・20元
- 南京三民駅→市政府・・・25元
- 台北101駅→東門駅・・・20元
- 東門駅→台北駅・・・20元
- 台北駅→松山駅・・・25元
- 松山駅→台北駅・・・25元
合計・・・・・・155元
はい、全然お得に活用することができませんでした。。
予定詰め詰めで、あっちこっち行ったりしないと180元分はなかなか乗れそうにありません。
元は取れていないけれど、1日券180元って日本の交通費と比較するとかなり激安ですよね。
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まとめ
台湾は交通費がとても安い!
観光PASS1日券の180元って×3.5やとしても「630円」。
東京観光だったら定期券もなしで1日630円だけでは交通費が足りませんよね。
台湾リピートするなら悠遊カードの購入をお勧めしますし、都度購入は多少面倒ではありますが、あまり電車移動の予定が無ければトークンでも問題ありません。
台湾旅行楽しんでくださいね。