ミゾゴイの生息地や鳴き声とは?【絶滅危惧種】の生態やなぜ新宿に?

2020年5月15日に新宿駅に現れた鳥が絶滅危惧種の「ミゾゴイ」であるとして注目を集めていますね〜!
とっても稀少な鳥で世界に2000羽いるかどうか・・・なんて言われているんですが、そんな貴重な鳥さんが、なぜ新宿なんて街のど真ん中にいたのか?
そして「ミゾゴイ」ってどんな鳴き声で普段などこに生息しているのか、生息地も気になっちゃいますよね。
今回はこの辺りのことについて調べてみましたので、最後まで読んでいただけると嬉しいです・・・!
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なぜ新宿に姿を現した?『ミゾゴイ』ってどんな鳥か画像などでチェック!
2020年5月15日朝、突如新宿東口という人の行き来が多いところに「ミゾゴイ」と思われる鳥が姿を現し話題となりましたね。
首を伸ばして素っ頓狂な表情での棒立ちがコミカルで可愛すぎるんですが・・・!
ハトやカラス、スズメだったらよく見かけますが、流石にこの見た目の鳥はなかなか新宿などの街中では見かけないですよね。
でも画像を見ただけですぐミゾゴイだってわかる人も詳しすぎてすごい・・・!
遭遇した方も珍しいってすぐわかったのか、しっかり画像に抑えているところがまたすごいですよね〜。
新宿で目撃されたこの鳥はバードリサーチ事務局により6月22日に「ミゾゴイで間違いない」とコメント。
嘴(くちばし)や首の長さ、足の長さなどの体型から中型のサギの仲間であることがわかり、褐色であることなど体の色からミゾゴイ属であること、
頭頂部が黒くないことなどからズグロミゾゴイでなくミゾゴイであることがわかるかと思います。(バードリサーチ事務局)
薄暗い林にすむと言われているミゾゴイがこんな街中に現れることは、やはりとても珍しいそうです。
ではなぜ新宿なんて街中に現れたの?というと、詳しい原因や理由はわかっていないものの、「渡りの途中や生息地間の移動中に何らかのトラブルにあったことが考えられる」とのことでした。
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絶滅危惧種『ミゾゴイ』の鳴き声は?
カラスはカーカー、すずめはチュンチュンなんて鳴いたりしますが、ミゾゴイの鳴き声ってどんなのか気になりますよね。
調べてみると、ミゾゴイは主に夜に鳴く鳥らしく、『ボォーッボォーッ』と特徴的な低音ボイスで鳴くんだとか。
文字だけで見ると、へえ〜なんて思ったんですが、実際に聞いてみると結構ホラーだったんですが・・・!
夜に姿が見えないところでこんな風にもし鳴かれてたら怖いんですけど・・・と思ったのは私だけでしょうか。
繁殖期にオスが発する鳴き声とも言われていますね。
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絶滅危惧種『ミゾゴイ』の生息地は?
新宿で今回目撃されたミゾゴイですが、普段の生息地はどこなのでしょうか。
その前に簡単にミゾゴイってどんな鳥なのかまとめてみました。
- ペリカン目サギ科ミゾゴイ属
- 別名はヤマイボ
- 全長は49cmほど
- 体重は500gほど
- 平地から低山地にかけての森林に生息し、暗い森林を好む
そして気になるミゾゴイの生息地ですが、東アジアの低平地の森林にすむ水鳥の一種とのこと。
台湾・中国南部・フィリピンなどに生息し、4月のはじめに日本に渡ってくる夏鳥で、日本では主に琉球諸島・九州・本州・伊豆諸島でみられることが多いようです。
しかも、繁殖は日本でしか確認されていないとのこと!
1980年代以降に生息数が激減したそうで、現在の生息数は世界で1000羽〜2000羽、もしくはそれ以下と推定されているため、国際自然保護連合(IUCN)のレッドデータブックでは絶滅危惧種に分類されています。
ミゾゴイはとても希少な鳥さんなので、稀に街中で見つけられることもあるようですが、万一見つけた場合は、無闇に近づいたりせずにそっとしておいてあげるのが一番良いそうです。
ミゾゴイについて色々勉強できました!
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まとめ
今回は『ミゾゴイの生息地や鳴き声とは?【絶滅危惧種】の生態やなぜこんなところに?』についてご紹介しました。
新宿駅にふと現れたのが絶滅危惧種の鳥だったとはやはり驚きでしたね!
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最後までお読みいただきましてありがとうございました。