河岡義裕教授の経歴・学歴プロフィール!コロナで注目の学者!

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、感染症対策専門家会議のメンバーとして活動しているのが、河岡義裕教授です。
現在は、新型コロナのワクチン開発にも取り組んでいるウイルス学者として知られています。
今回は、河岡義裕教授について経歴・学歴プロフィールを調べてみました。
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河岡義裕教授のプロフィールと現在のコロナ対策の活動
河岡義裕教授はインフルエンザ・エボラウイルスを専門としているウイルス学者・獣医学博士です。
出身は兵庫県神戸市。
生年月日は1955年11月14日で、現在の年齢は64歳です。
最近(2020年)で「ウイルス」といえば、新型コロナウイルスですよね。
河岡義裕教授は、現在在籍する東京大学医科学研究所で新型コロナのワクチン開発にも取り組まれています。
東京大学医科学研究所では、感染症国際研究センターのセンター長を務める。
そして2020年2月14日に設置された諮問機関の「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」のメンバーとしても提言。
今までのSARSやMERSなどとは桁違いの感染者人数と、経済への打撃でいつ収束するのか・・・、と私も不安に思う時があります。
そんな中、河岡義裕教授は以下のような使命を持って、感染症対策に取り組まれている方です。
それを分かっている我々研究者が、一般の人たちに、防ぎ方を分かってもらうようにするのが、使命だ。
色々な方面で、新型コロナを収束に向かえるように努力してくれている人がいる、ということはとてもありがたいことですよね。
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河岡義裕教授の学歴
現在も新型コロナにウイルス学者として活動している河岡義裕教授の学歴についても調べてみました。
- 出身高校:兵庫県立神戸高等学校
- 出身大学:北海道大学獣医学部
- 出身大学院:北海道大学大学院修士課程修了
研究分野は微生物の病因解析。
ウイルス学では世界的権威ともいわれる河岡教授は、2005年にTBSの情熱大陸に出演したこともありました。
その際は、ウイルスの恐ろしさや、未知なる微生物の研究の奥深さなどを密着取材を通して伝えられました。
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河岡義裕教授の経歴
北海道大学大学院修了後は、日本だけでなく世界の研究所などで、研究員・教授としての経歴をお持ちです。
それだけでなく数々の受賞歴もあるんです。
経歴や受賞歴についてもまとめてみました。
- 1980年 鳥取大学農学部獣医微生物学講座助手
- 1983年 セント・ジュード小児研究病院ポスドク研究員
- 1991年 セント・ジュード・チルドレンズ・リサーチ・ホスピタル助教授
- 1997年 ウィスコンシン大学マディソン校教授
- 1999年 東京大学医科学研究所教授
- 2004年 北海道大学創生科学研究機構客員教授
- 2005年 東京大学医科学研究所感染症国際研究センター長
理化学研究所 客員主幹研究員 - 2007年 神戸大学客員教授
- 2009年 京都大学客員教授
大学院在籍中は、大学に残って研究を続けるよりも、企業へ就職して研究をしたいと考えていたそうです。
しかし縁あって、鳥取大学の助手として招かれたところから、大学教授という道を歩み始めたのです。
28歳にはアメリカへ渡り研究を続けていますね。
- 1991年 日本獣医学会賞
- 2002年 野口英世記念医学賞「エマージングウイルスの分子生物学的研究」
- 2006年 文部科学大臣表彰 科学技術賞「研究部門」
- 2006年 ロベルトコッホ賞「インフルエンザウイルスの先駆的研究とワクチン製造手法の開発」
- 2007年 武田医学賞「新型インフルエンザウイルスの制圧に関する研究」
- 2010年 日本農学賞・読売農学賞「インフルエンザウイルスの人工合成法を用いた基礎ならびに応用研究」
- 2011年 内藤記念科学振興賞「インフルエンザ制圧に関する研究」
- 2011年 高峰記念第一三共賞「インフルエンザ制圧に関する研究」
- 2011年 紫綬褒章
ウイルス学での貢献が認められ、数々の賞を受賞しています。
こういった研究分野は縁の下の力持ち、という印象もありますが、こういった研究をしてくれる方々がいるおかげでウイルスみたいな訳のわからないものに立ち向かえるようになっているんですよね。
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まとめ
今回は、河岡義裕教授の学歴や経歴のプロフィールをご紹介しました。
今まさにコロナウイルス感染症の最前線で活躍されている方の一人です。
素晴らしい学者さんが日本にいることに誇りを持ち、これからも河岡教授がますますご活躍されることを期待したいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。