新型肺炎はいつまで続く?SARS・MERSはいつ落ち着いたか調査!

2020/03/31
 
新型肺炎 新型コロナウイルス いつ いつまで続く SARS MERS いつ落ち着いた
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猛威を奮っている新型コロナウイルスですが、一体いつになったら終息するのでしょうか。


日に日に増える感染者数とにらめっこしていては頭がおかしくなりそうです。


過去、同じように流行した SARSやMERSがどれくらいで終息したか覚えていますか?


今回は以前流行ったSARSやMERSを元に新型肺炎がいつまで続くのか、SARSやMERSはいつ落ち着いたのか、をまとめていきます。

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そもそも新型肺炎(コロナウイルス)はいつから始まった?


そもそも新型コロナウイルス(新型肺炎)はいつから広まり始めたのでしょうか?


ニュースによると2019年の時点では確認されていたことがわかります。

2019年12月8日に武漢市は原因不明のウイルス性肺炎に感染した患者を初めて確認した。その後も原因不明の肺炎の症例は増えている。

出典元:FNNニュース


あれよあれよと感染被害状況が拡大していっているのでもはやわからなくなって来てしまいますよね。


簡単に時系列でまとめてみました。


【2019年12月8日】
中国・武漢にて原因不明の肺炎患者が確認された。

その後も武漢市中心部にある海鮮市場で原因不明の肺炎患者が相次ぐ。


【2020年1月1日】
武漢の海鮮市場が休業となる。


【2020年1月9日】
中国メディアが、原因不明の肺炎が新型コロナウイルスによるものと発表。


ここでやっと中国外にも新型肺炎のことが広まり始めました。


【2020年1月11日】
新型コロナウイルスによる初の死者がでる。

亡くなったのは武漢に住む61歳の男性で、武漢の海鮮市場でいつも商品仕入れなどをしていた方です。


亡くなった知らせが入って来たのは11日ですが、実際には1月9日夜に呼吸不全で亡くなっていたことがわかりました。


【2020年1月15日】
日本でも新型コロナウイルスが確認される。


感染が確認されたのは中国武漢に滞在歴がある30代の神奈川県在住の中国籍の男性です。


(その後この男性は快方に向かい退院済み)


その後、2人目、3人目と日に日に感染者が日本でも確認され続けています。


2,3,4,5,7人目に感染が確認されたのは、武漢から日本へ旅行に来ていた武漢在住の中国人です。


他にも、武漢からのツアー客と接触のあったバス運転手さんやバスガイドさんの感染も確認されました。


チャーター便で帰国した方の中にも何人か新型コロナウイルスの感染が確認されています。


こう振り返ってみると、原因不明の肺炎が確認されてから新型コロナウイルスにたどり着くまで1ヶ月かかっているわけですよね。


これはちょっと遅かったですよね・・・。


その後も日本でも、韓国でもイタリアでも多くの感染者が続出して未だ終息の気配はありませんね。


症状や感染経路などについては『新型コロナウイルスとは!日本人の感染経路はどこで症状も調査!』で紹介していますのでチェックしてみてください!

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新型肺炎(コロナウイルス)はいつまで続くのか?


日に日に感染者数は増えていき、ついにはSARS超えをしてしまった新型コロナウイルス。


一体この感染はいつまで続くのでしょうか?


約半年後には東京オリンピックを控えている日本!オリンピック中止というデマが拡散されてしまうくらい、事態は深刻です。


((デマですよ!デマ!))


3月現在、まだオリンピックについてはまだ決まったことはありません。


新型コロナウイルスは何ヶ月続いて、いつ終わります!とはさすがに断言できないので、過去の例(SARSとMERS)を見てみたいと思います。


希望としては同じくらいかそれより早く終息して欲しいですよね・・・。

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SARSはいつまで続いた?いつ落ち着いた?


SARSも同じく中国から発症が広まった新型コロナウイルスの一種です。


SARSは一体いつ落ち着いたのかというと、発生から終息まで約9ヶ月かかっています。


もう少し詳しくSARSについて見てみましょう。

[box class=”green_box” title=”SRASまとめ” type=”simple”]
  • 名称:SARS(重症急性呼吸器症候群)
  • 病原体:SARSコロナウイルス
  • 発症地:中国南部の広東省
  • 主な症状:高熱、痰を伴わない咳、息切れ、呼吸困難
  • 感染者数:8,098名
  • 死亡者数:774名
  • 致死率:約9.6%
  • 流行期間:2002年11月1日〜2003年7月5日[/box]


ヒトからヒトへと感染することは、今の新型コロナウイルスと同じですが、潜伏期間の感染はほぼありませんでした。


そのため、「感染した患者さんをしっかり隔離すること」「しっかり検疫を行うこと」などで終息に向かうことができました。


流行期間が2003年7月5日で終わりとなるのは、WHOが終息宣言をした日にちになります。


2003年4月16日に「SARS」と名付けられましたが「Severe Acute Respiratory Syndrome」という英語の略であり、これを日本語に訳すと「重症急性呼吸器症候群」となります。

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MERSはいつまで続いた?いつ落ち着いた?

https://twitter.com/noby_syro/status/1222340871095341056


続いてMERS。


 MERSが確認されたのは2012年にサウジアラビアでなのですが、流行して感染被害が拡大したのは2015年のことです。


2015年にMERSが流行したのが、韓国ですね。


MERSが韓国っていうイメージのある方も多いのではないでしょうか?


韓国で流行したMERSが一体いつ頃落ち着いたかと言うと、終息宣言が出るまで約7ヶ月半ほどかかっています。


ちなみに感染のピークは過ぎていますが、 MERSは今でも感染報告があります。

[box class=”green_box” title=”MERSについて” type=”simple”]
  • 名称:MERS(中東呼吸器症候群)
  • 病原体:MERSコロナウイルス(ラクダが感染源動物と言われている)
  • 発症地:中東 アラビア半島諸国
  • 主な症状:発熱、咳、息切れ、下痢
  • 感染者数:約2,500名
  • 死亡者数:858名
  • 致死率:約35%
  • 流行期間:2015年5月11日〜2015年12月23日[/box]


上の感染者数は韓国で流行した2015年のものだけでなく、2012年の発症からの数字です。


実際に韓国で感染したのは186人の感染と言われています(死者は38名でした)。


中東が発症源と言われるMERSが韓国で流行してしまったのは、中東にあるバーレーンへ出張で出かけた際にMERSにかかり、韓国帰国後に感染が確認されたためです。

MERSは「Middle East Respiratory Syndrome」の略で日本語に訳すと「中東呼吸器症候群」となります。

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新型肺炎(コロナウイルス)はいつまで続くのか!


話は今の新型コロナウイルスに戻って、こちらは一体いつまで続くのでしょうか?


SARSとMERSを踏まえると、7〜9ヶ月くらいかかっちゃうんじゃないの?と言う予測が立てられますね。


7ヶ月としてももう季節は夏に突入してしまいます。


そしてオリンピックも来てしまいますね。


SARSやMERSには見られなかった特徴として、今回の新型コロナウイルスは「潜伏期間にも感染する」という特徴があります。


1月末、日本でも新型コロナウイルスの分離に成功したので、一刻も早い終息に向かってワクチン開発などをして欲しいですね。


日本国内でもスポーツジムやライブハウスなど閉鎖的な空間では感染するリスクが高いと発表されましたね。


3月9日追記:専門家会議のメンバーが以下のような可能性を話しています。


新型コロナウイルス感染症の対応について「数カ月から半年、年を越えて続くかもしれない」と話し、長期化する可能性を示唆した。


経済にも大打撃を受けているので、年越えていくのはちょっと勘弁してほしいですね。

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まとめ

今回は、新型肺炎・新型コロナウイルスはいつまで続くのか、 SARSやMERSはいつ落ち着いたのかを元に予測して見ました。


SARSが終息までにかかった期間は約9ヶ月、MERSが韓国で流行した際に終息までにかかった期間は約7ヶ月半でした。


半年以上はやはり終息までに時間がかかりそうですね。


SARS超えと言われている状況なのでもしかしたら9ヶ月以上の時間を要する可能性もありますよね。


しかし今年は東京オリンピックもあるので、なんとか早めの終息を祈りたいですね!!


また情報があれば追記していきたいと思います。


新型肺炎・新型コロナウイルスのまとめ記事を作成しています。

気になることがあれば読んでみて下さいね。

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